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第16回(平成14年)熊本県産学官技術交流会、発表論文です。

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「陰陽」は心の状態も表わす。静かに物事を考えたりする時は「陰」の気、快活に行動している時は「陽」の気を持つ。つまり、心が内に向かう状態を「陰」、外に向かう状態を「陽」と、理解できる。心身の健康には、その時の心にふさわしい「陰陽」の環境に整えることが大事であり、快適な空間だと感じる。また、それは自然の気を感じる状態であるとも言える。


自然と人間の気の調和のとれた環境をつくるために、「陰陽」の概念を用いる。空間の構成要素はすべて「陰陽」に関係するが、中でも、材質と照明の光源は影響が大きい。木、畳、布、絨緞などは「陰」、ガラス、金属、石、コンクリート、樹脂などは「陽」である。広い面積ほど影響も大きくなる。照明の光源の場合は、色温度とほぼ比例して考える。ケルビン数が低いほど「陰」であり、高いほど「陽」である。一日中、蛍光灯の光だけの室内にいると、疲れを感じる時があり、白熱電球のあかりやキャンドルの炎に、ほっとしたりする。無意識に、多すぎる「陽」に「陰」を補い、バランスをとっているのである。寛ぎたい寝室や浴室には、白熱電球の「陰」のあかり、テキパキこなすオフィスの日常業務や家事室には、「陽」の光の蛍光灯をつけることが多いが、これも、「陰陽」が心に与える影響に則している証左である。

図2.照明(光源)の陰陽

「陰陽」は、自然の摂理と深く結びつく。特に、太陽の動きにともなうエネルギーの流れを重要視している。朝の「陽」から夕の「陰」へと変化する気の流れを感じながら、「陰陽」をふまえた環境をつくること。その中から、自然の気を感じる豊かな心も育まれてくる。つまり、自然に対して素直に生きることこそ、大事なのである。

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