「気」について

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陰陽とは「気」の種類です。
「陰」は落ち着いて静かな性格、「陽」は快活で動的な性格です。

森羅万象の状態を表わす概念ですので、私たちの行動や性格、衣食住を含むすべてのものは、この「陰陽」どちらかになりますが、グレースケールのように程度があります。無意識のうちに、「陰陽」は私たちの人生に大きい影響をあたえているのです。

住まいの場合、部屋の環境(陰陽)と心の状態(陰陽)のバランスがよいことが、ストレスを感じず快適に暮らすための大事な基礎になります。

「気」のバランスのよい住まい
オフィスのつくり方 / 部屋の配置の仕方

「陽」「陰」のエネルギー
「陽」「陰」のエネルギー
  • 「陽」のエネルギーEN→E→S→SW
  • 「陰」のエネルギーSW→W→N→EN

それぞれの部屋にふさわしい「陰陽」と方位のエネルギーを重ね合わせて、部屋を配置していきます。

「陰陽」バランスのよい部屋づくりポイント

「陰陽」バランスのよい部屋づくりポイント
「陰陽」バランスのよい部屋づくりポイント
  • 玄関

    「陰陽」どちらにも偏り過ぎないようにしますが、子供が小さいなら「陽」を多めの方がよいでしょう。照明は明るめに、凹凸を少なくします。

  • 廊下

    極端に長くならないように、「気」が淀む場所がないようにしましょう。

  • 浴室/洗面所

    換気をして古い気と新しい気を入れかえましょう。小さくても良いので植物を置くこともおすすめです。

  • キッチン

    明るさ、清潔、安全、換気、この4つを守りましょう。使う人により、ふさわしい「陰陽」は異なります。外で仕事をしている人は「陰」を多めに、家の中での仕事なら、「陽」が多めの環境にします。

  • ダイニング

    朝の太陽の「陽」・夕の太陽の「陰」を、自然に取り入れる環境を作るのが理想です。ダイニングテーブルの真中にある「あかり」は、家族の団欒と絆を深めてくれる役割をします。

  • リビング

    お客様が多いなら「陽」の要素を多めに取り入れますが、家族や仲間で寛ぐことがメインなら「陰」が多い方が落ち着きます。

  • 寝室

    熟睡を目的とするなら「陰」の環境が必要です。ふさわしい仕上材やカーテンを選び、電球色のあかりを使いましょう。

  • 子供部屋

    勉強に集中するためのポイントは、「気」の動きの少ない場所に机を置くことです。大きな窓やドア、エアコンなどの場所を考えて、位置と向きを決めます。

  • トイレ

    キーワードは清潔と換気。「ニュートラル」の気の状態が理想です。